令和5年 貴素の会
貴素の会は、茶事を行うための力をつける会です。貴素の会では、一汁三菜の茶事研修、茶事懐石基礎講習、日本料理基礎講習、利休会記を読み解く会を基本として研修を開催致します。1日のみ単発でのご参加から、6日間通してのご参加まで、ご自由にお選び下さい。
八瀬のまなびやでの学びのスタイルは「自由、自発、柔軟」をモットーとしております。
まなびやの様々な学び、体験から、ご参加頂く皆様の日常が、より豊かになり、いつまでも瑞々しい感性を養っていく場でありたいと願っております。
又、御自身の身丈にあった茶事の力をつけて頂ける一助になれば幸いと存じます。
茶事研修
日時 令和5年 偶数月の第1週
金曜日 茶事準備 午前水屋準備等 午後懐石準備
土曜日、日曜日 茶事基礎研修
午前9時~午後4時
一汁三菜の茶事懐石を基本にして、前準備、水屋仕事、台所仕事、露地仕事などの基本を学びます。
会費 茶事研修 15,000円
2日間茶事研修ご参加の場合 20,000円
茶事準備 5000円
*初めての方の、茶事準備のみのご参加は基本的にお受けできません。
茶事懐石基礎講習・日本料理基礎講習
日時 令和5年 偶数月の第1週 月曜日、火曜日
午前9時30分~午後3時
月曜日 茶事懐石の基礎を学びます。ご飯の炊き方、出汁のひき方、焼き物の焼き方等、基本を中心に、茶事懐石全般を学んでいきます。
火曜日 旬の食材を使い切り命を生かす、日本料理の基本を学びます。
両日共に、昼食終了後、薄茶一服
会費 茶事懐石基礎講習 1日7,000円
日本料理基礎講習 1日5,000円
利休会記を読み解く会
日時 令和5年 偶数月の第1週目水曜日
利休会記を読み解く 講義
午前9時30分~11時30分
利休会記再現料理実習、昼食
11時30分〜15時 終了後 薄茶一服
夜の部講義 午後7時~9時
再現料理の夕食をお申込みの際は18時30分にお越し下さい。
会費 5,000円
茶の湯稽古・特別講習
日時 令和5年 偶数月の第1週目 木曜日
午前10時~15時
ご希望の方に茶の湯稽古を致します。
会費
茶の湯稽古 3,000円
月により、灰型講習、湿し灰講習等の特別講習を開催する場合がございます。
キャンセルについて
食材等の準備の都合上、恐れ入りますが、キャンセルの場合、以下の通りキャンセル料のご協力をお願い致します。
茶事研修 前日 1000円 当日半額
日本料理の会 前日 1000円 当日半額
利休会記 当日 1,000円
※備考
●レギュラー会員の会費につきましては、別途ご案内申し上げます。レギュラー会員は、大徳寺での茶事に年間3回以上参加される方々が対象です。 八瀬のまなびやのみの参加者は、貴素の会連続参加でもレギュラー 会員ではありませんので御了承ください。
●新型コロナウイルス感染を防ぐため、ご参加下さる皆様には、ご自身のご事情、体調等を優先なされ、ご無理のないようにお願い致します。マスク、フェイスガード(当方でもご用意しております)等を着用しての研修となります。
令和5年貴素の会年間スケジュール
*年間スケジュール概要です。コロナ禍の状況により、予定の中止や日程、内容の大幅な変更となる場合がございます。
2月貴素の会
暁の茶事(如月)2月3日(金)〜5日(日)
茶事懐石講習 2月6日(月)
日本料理講習 2月7日(火)
利休会記を読み解く会 2月8日(水)
茶の湯稽古 2月9日(木)
6月 貴素の会
10月 貴素の会
名残の茶事(神無月) 10月6日(金)〜10月8(日)
茶事懐石講習 10月9日(月)
日本料理講習 10月10日(火)
利休会記を読み解く会 10月11日(水)
茶の湯稽古 10月12日(木)
4月 貴素の会
卯月の茶事(観櫻)3月31日(金)〜4月2日(日)
茶事懐石講習 4月3日(月)
日本料理講習 4月4日(火)
利休会記を読み解く会 4月5日(水)
茶の湯稽古 4月6日(木)
8月 貴素の会
朝茶事(葉月)8月4日(金)〜6日(日)
茶事懐石講習 8月7日(月)
日本料理講習 8月8日(火)
利休会記を読み解く会 8月9日(水)
茶の湯稽古 8月10日(木)
前半に湿し灰講習を予定しておりますが、決まり次第記載致します。
12月 貴素の会
夜咄茶事(師走)12月1日(金)〜3日(日)
茶事懐石講習 12月4日(月)
日本料理講習 12月5日(火)
利休会記を読み解く会 12月6日(水)
茶の湯稽古 12月7日(木)
利休会記を読み解く会
利休会記の記録をもとに、道具合わせや客組、季節の献立、人物などを推理し、ひもときながらの講義です。「南方録」という茶の湯伝書を参考にしながら、茶事献立の再現も試み、会食とし、食後のお菓子と一服のお抹茶をお楽しみ頂きます。
多くの茶の湯研究者がこの「南方録」を研究し、茶道史としてのバイブルのような位置付けをしておられます。
私は千回以上の茶事をやり続けてきた目線と、いろいろな流派のお仕事をさせて頂いた経験から、利休さんの時代には流派はなかった。では何があったのか?を皆様と共に解きほぐし、勉強したく、この会を開くことに到りました。興味のある方は共に学んでみませんか?やり続けていると何かが見えてくるかもしれません!!

鶴の茶寮 亭主
半澤 鶴子
